日程をきっちり決めないと自閉症児は旅行できないって本当?

お父さん、お母さんと子どもたち。家族がまとまって歩く姿を見ては涙が出そうで直視できなかった頃がありました。

多動で知的障害もある自閉症のボンズとは、一生、楽しく一緒に歩くことはできないだろう。

そうと思うと、顔が上げられませんでした。

当時は「自閉症」がどんなもんなのか、「多動」にはどう対応したらいいのか、「知的障害」があるというとはどういうことなのか、

本を読んだり、療育の先生に聞いたり、勉強はしていてもわかっていませんでした。

とにかく、声をかけても伝わらないし、何で泣いてるかわからないし、お互い途方に暮れる日々。

自閉症だと、先の見通しの立たない、日常から離れた行動になる、そんなエッセンスを楽しむ旅行なんて一生できないのでしょうか?

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自閉症だと何が大変?旅行する上で困る特徴とは

ボンズが3~4才頃がピークに大変でした。

ボンズは多動です。

好奇心が強く、自己主張も強い、元気な子ども。

とってもいいことだらけなのですが、それが無知なハハを参らせました。

その頃の旅行で、こんなことがありました。

出かけに新調した靴を履かせようとしたこと(変化を嫌う)、

いつまでも食べないソフトクリームを心配して手を出したこと(こだわり)、

スタートがくじけたことで、普段なら気にならないことまでうまくいかなくなり、旅先で、団体行動で親の余裕がなくなり、せっかくのお出かけも涙とため息と苛立ちしか残らなかったことがあります。

ブログ記事はこちら。

自閉症児と旅行しよう一日(土)から一泊で家族旅行に行ってきました…はぁ(ため息)...

今思い出しても、悔しくて、情けなくて、申し訳なくて涙が出てきます。

見通しをしっかり、計画をきっちり立てた旅行なら大丈夫?

では、全ての行程を事前に決定し、自閉っ子に伝えておけば万事順調に進むのでしょうか?

ボンズもスケジュールや意思確認のための視覚支援はいろいろと初めていましたが、

はっきりいって、ボンズが視覚支援の効果が出ているか、

こちらが伝えようとしているところが伝わっているのか、そもそも伝えられているのか微妙。

旅のだいご味は行き当たりばったりな展開と、ノリと勢い!

なんて言ってられませんので、目的地はもちろん、全ての経由地、宿泊地、交通機関、食事についてなど全て決定し、スケジュール表で示しながらの旅行をしてみました。

その時の記事はこちら

沖縄リベンジ? 楽しい記憶の上書きに挑戦!前回、初めて沖縄に行ったのは1月。暖か...

スケジュールをきっちり決めた旅行だって、結局はボンズが混乱し、完璧!にはほど遠かったんです。

この時初めて、途中でホテルを変えました。

「帰るんじゃなく、別のホテルに行くよ」と言っても、その道中心配でたまらなかったようですし、また大きなお風呂があるのかも心配でたまらなかったようです。

スケジュールがあれば万全ってことではないですよね。

それでも旅行に行きたい自閉っ子

じゃあ、もう旅行はこりごりなのかというと、うちの自閉っ子はどうやら旅行が好きなようです。

いや、好きだなと確信を持ったことと、みんな旅好きなのが幸いして、これから本格的に、もっと家族旅行を計画していこうと決意を新たにしたところです。

なのに、ボンズの方がもっと張り切っていて、長期休暇や連休があることに気づくたびに、

「ひこーきおっけー」

「おとまり、おっけー」

と、探りを入れてきます(笑)

ボンズが言うなら…ということで、親は張り切ります!

あとは、予算の問題だけ!!(難問)

ようするに、自閉症だから視覚支援とかスケジュールをきっかりか?ではなくて、みんなが旅好きかが一番大事なんだと思います。

その後は、気長に経験を積むこと。

あれこれ課題を見つけて改善できたとしても、トラブルが起こるからこそ旅!と楽しめることも必須だと思います!