視覚支援の基本はスケジュール?見える予定の種類いろいろ

先々の見通しを立てる、先を見越した予定を立てるのが苦手と言われる自閉症児が家族にいると、スケジュールを見える形で伝えているか?がとても重要になってきます。

我が家も見よう見まねでさまざまな視覚支援に取り組みましたが、月間スケジュールはもはやテッパンとなっております!

いきなり月間スケジュールではなく、一週間、いや三日から始める方もいらっしゃいます。

その人に合った支援は何か、探してみてくださいね。

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視覚支援の基本?は、毎日のスケジュール提示

我が家がスケジュールを作成しはじめたのは、ボンズが保育園の時。

毎日朝保育園に行って帰ってくる、土日は休み。

そんな当たり前のこと、どうして提示しなきゃいけないんだろう?と思っていました。

でも、

「この日は保育園の帰りに療育に行くからね」

なんて、いつもと違う日がある時に、日々の積み重ねは効果を発揮するのでは?

と、思い、毎日代わり映えのしないスケジュールを提示していました。

うちの場合は一週間で始めました。

大切なのは「今日」「明日」そして「昨日」がわかることかもしれません。

終わったこと、これからのことがわかると、本人も周りもとても楽になります。

なので、昨日、今日、明日と3日分だけしか提示しない方法で始める人もいます。

「今日」がわかるために、どうしたらわかりやすく、そして楽ちんできるか試行錯誤しました。

楽ちんであることはとても大事です!

なぜなら一朝一夕にはできない自閉っ子の理解を得るために、毎日毎日長い時間をかけて続けることが大切だからです。

言ってすぐわかる、なら、こんな苦労はいりません。

目に見えない時間の流れ、「明日がくる」とか「昨日終わったね」とか漠然としたものを理解してもらうためには、気が遠くなるような積み重ねを覚悟しましょう。

印字したスケジュールを毎週作って、「今日」の矢印を画びょうでずらしていくか、

一週間という土台に、保育園や家などマグネットにした予定を張り付けて使うか、

マグネットだと触るとすぐに落ちてしまうのでマジックテープで、など、様々な手を試して試行錯誤でした。

その頃のブログはこちらです。

手探りの視覚支援、まずは一週間の流れを見てわかるように保育園に入って規則正しい生活をするようになったおかげで、今まで見えてこなかったいろんな問題に気づき始めました。例えば、今まで決まった場所に決まった通り行く、なんて経験なかったので、保育園の行き帰りの道を、いつもと違った風にするとボンズが警戒音(笑)を発するなんてこと...

今日の予定を詳しく伝えたい時は?

1.運動会、発表会などのプログラム

いつもと違う予定の時や、運動会などの行事の時など、先々の予定がわかると、みんな安心できますよね。

運動会のプログラムが配られるのは、みんな見通しを持ちたいからではないでしょうか。

ボンズにはそれを丁寧にわかりやすいように、作ってやります。

2.保育園での過ごし方が変わる時

また、いつもの保育園の予定が変わる時も、こうして並べて見せてみました。

最初はお昼寝なしで保育園に通っていたボンズですが、慣れてきた頃にお昼寝を始めることに。

「いつも帰る時間」に、帰れないとわかると大パニックになることが予想されましたので、いろいろ計画は入念にしました。

その頃の戦いの様子はこちら。

保育園のお昼寝スケジュールについて相談していることを察知した自閉っ子今週から12時にお迎えだったところを、12時半へ。そして小刻みに連休明けまで伸ばしていって、いずれはお昼寝も…というところまできたボンズ。そんな話、全部察知してたようで、初日から大暴れ。給食のおかずに手をつけなかったとしても、主食は食べるようになってい...

3.初めての経験をさせる前の心づもりに

コッコ(姉)の入学写真と、チビスケ(弟)の100日の記念写真を撮りにスタジオに行ったことはあるのですが、

ボンズが自閉症とわかってからやってきた七五三。

いろいろ悩んで迷って、2才下のチビスケもいることだし、思い切って写真だけは撮ろうと思いました。

ボンズが2才の時(チビの100日)は、知らずに「着替えなさい」「立ちなさい」と思いましたが、その時もかなり抵抗。

今回は抵抗どころか逃走かな?と思いつつ、でも、事前に情報だけは与えておきたくて、当時のビデオや写真を見せて説明。

さらに、スケジュールでお知らせ。

拾ってきた晴れ着姿の男の子画像に、ボンズの顔ハメ(もどき)を作成して、作ってる自分も楽しみました。

で、結局成功なんだか、失敗なんだか…な記事はこちら。

視覚支援をして、体調の回復を待ってリベンジした写真館写真館で、七五三撮影、リベンジしてきました。あらかじめ、チビスケ(弟)が百日の時に撮った写真を飾って、その時のビデオも見せて、これから起こることを手順表(?)を作って見せて、さらに、前日には下見を済ませて、自閉耳を持つヘルパーさんも頼んで、母的には、思いつくことは全部...

小学生になって、床屋でヘアカットをする時にも、初回はこにのように視覚支援しましたよ!

やはりポイントは、「頑張ったら最後に楽しみがある」と思わせることですよね。

4.止まる駅をカウント表やお店巡りに

電車に乗ることを目的とした泊りがけの旅行をしたことがあります。

「ねえまだ?」「あとどれくらい?」

と、うるさい上の子対策に、駅名を全て羅列したプリントを持たせました。

文字を読めるお子さんなら、マッチングさせることによって、行き先までのめどがつきますよね。

また、車で降りたところが目的地じゃないよ、と伝えるために、このようなものを作ったことがありました。

晴れたら行ける、雨なら中止

運動会や遠足、海水浴など、ボンズが大好きで、でもお天気次第なイベントは本当に大変。

「晴れたらね」がわかるまでに何年かかったでしょうか。

でも、いくら言われても、わからないものはわからない。だから、視覚支援が必要です。

横に並べてしまうと、「晴れ、決行」のイラストを選んでしまうボンズ。

選択にも視覚支援してましたから、「なるほど」と感心させられてしまいましたが、この斜め線で伝えられていることがわかるようになったのも、やはり経験を積んでからだったように思います。

家族の予定を知らせてたことも

自閉症って? 視覚支援をするとどうなる?

何もかもがわからなかった頃、ボンズにこの日々の漠然とした流れを知らせるために、このような家族の予定表を作ったこともありました。

チチは泊りのある仕事だったので、「今日はパパ帰ってこないよ」「明日は帰ってくるよ」とわかった方がいいのかな?と思ったことと、キョウダイでそれぞれ行き先が違った時に混乱しないかな?と思ったためです。

結局、「あんまり意味ないかな、とりあえずボンズ本人のことだけでいいかな」と思ってこれはやめてしまいましたが。

どれもこれも、「伝わってるかな?意味あるのかな?」と悩みながら、手探りで試した視覚支援。

「これらがあったから」今がある!

と、自分で思い込まないと、心もとない感覚もあります(^^;

が、ボンズの月間予定表は、キョウダイたちも参考にするくらい、今でもとても役に立っていますよ。

やっぱり、見てすぐわかるというのは、万人に便利ってことですよね。

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