マッチングを生かした視覚支援で玄関での動きをフォロー

長男ボンズが玄関で靴を脱ぐとき、いつも土間に足を下ろしてしまってから上がっていたので、靴下が真っ黒になって困っていました。

毎日のくり返しと、長い時間をかけてようやく生活習慣を身に着ける自閉っ子。

なんとか訂正の数を減らして、親子のストレスなく、靴から抜いた足を室内に上げてくれるようになるには、やっぱり視覚支援が必要でしょう。

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足をつかんで教えるより、視覚支援でマッチング

長男が保育園に通うようになってから、この習慣はまずいなと思いました。

手取り足取りとはよく言ったもので、初めはハハがボンズの足をつかんで、靴を脱いだ後の足を、置いて欲しい場所に誘導していました。

でも、本人の自尊心を傷つけないために、本人が理解して動ける方がいい…

と考えていてひらめきました!

このような靴裏マークと、足の裏マークで、

「ここまでは靴のまま」「ここからは靴を脱いで」と視覚に訴えることにしました!

まずは靴裏マークのところまで進み、

足裏マークのところには、靴を脱いだ足を上げる…

そのために、初回は足をつかんで誘導。

画像の上に自分の足が乗ってるのを見て、ニヤリと笑ってました。

マッチングとは、療育に取り入れられている手法の一つで、

「これとこれは同じもの」と、絵やカードを重ねて見たり、同一である認識をさせる訓練などに取り入れられています。

…が、なんとなく、ピタっと合う!状態は、自閉っ子にとっても気持ちのいい、楽しいことなんじゃないかと、ボンズを見ていて思います。

だったら、その感覚を利用しない手はないですよね!

準備と使い方

まずは画像探し。

なるべくシンプルで、情報量の少ないのがいいなと思いました。

今回ご紹介したのは、無料でDLできて、加工もOKなところです。

無料で使える白黒シルエットイラスト素材の専門サイト。WEBやDTPデザインに無料で使えるシルエットが満載。

モノクロなので、とっても凡庸性が高いと思います♡

プリントして、しばらくは折りたたんでポケットに入れて、靴の着脱がある場面で取り出すようにしていましたが、保育園ではお申し出により、ラミネートして玄関にぶら下げておいていただきました。

その頃の話は、こちらに書いてあります。

「わかればできる」んだから、「わかる」をもっと増やすための視覚支援心療内科の医師や、発達支援教室の先生、市役所の担当の人…と、先週立て続けにボンズについて話すことがありました。その中で、やっぱり保育園に通うようになって、ボンズ自身で感じて成長したものもあるし、「納得さえすれば」予定変更やガマンを強いられることも乗り越え...

靴裏マークまで靴で進み、脱いだ後に足の裏マークに合わせる。

この動きを楽しんでくれたら、きっと成功すると思います。

靴の着脱を視覚支援、効果はあった?

ハハが面倒でしたが、ボンズは「言われていることがわかった」と思います。

ただ、それから保育園が変わったり、小学校に入ったり、途中途切れてしまったので、今でも靴を脱ぐのは上がり口よりずっと遠くで、結局土間に降りてから家に入ったり、学校の上靴に履き替えたりいていますorz

ただ、本人なりの成長もあり、今は声掛けで修正できます。

「脱いだら上がる!」

というだけで、靴を脱ぐ位置を調整したり、大股で上がってきたりしています。

一番大事なのはハハの根気かもしれませんね!

習慣が身についた?自閉症の記憶力はすばらしい!

足裏、靴裏マッチングシートは、今は使っていませんが、ボンズはどうやら覚えているらしいと気づいた場面がありました。

小学校5年生になり、デイサービス主催の夏祭りに参加しました。

射的やヨーヨー釣りなどの列に並ぶべき場所に、なんと「足の裏マーク」がありました。

「……」

ボンズにとって、このマークは靴を脱いで足を置く場所、と、記憶されていたんですね。

屋外のイベントだったのに、足裏マークが並んでいるのを見て、その場で靴を脱ぎだしました(笑)

後でデイのスタッフには説明しましたが、外での整列マークには、ぜひ靴裏マークを使ってもらいたいです(≧▽≦)